たばこ【煙草】の語源・由来

「煙草」は、私たちがよく知る喫煙に用いる加工品を指す言葉です。

その名前は、ポルトガル語の「tabaco」に由来しています。

この「tabaco」はいくつかの説があります。

一つの説では、これはアメリカの先住民の言葉だったとも言われています。

また、薬草を意味するスペイン語に由来するともされています。

日本へは、16世紀にポルトガル人によって煙草が伝えられたとされています。

そして、17世紀初頭には、煙草の植物の種子も日本に持ち込まれ、こちらでの煙草の栽培が盛んに行われるようになりました。

ちなみに、「煙草」という文字の当て字は、文字通り煙を出す草という意味で、これが煙草の名前として定着したものと考えられています。

たばこ【煙草】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「煙草」の詳細や背景に関する情報をカンタンにまとめます。

項目	詳細
基本の意味	喫煙に用いる加工品。
名前の由来	ポルトガル語の「tabaco」から。
「tabaco」の意味の説	アメリカの先住民の言葉だったとの説。薬草を意味するスペイン語に由来するとの説。
日本への伝来	16世紀にポルトガル人により煙草が伝えられた。17世紀初頭には煙草の種子も持ち込まれ、日本での栽培が盛んに。
「煙草」という名前の背景	文字通り「煙を出す草」の意味。この表現が煙草の名前として定着したと考えられる。